みなさん、こんにちは。
はむちゃんブログを運営している、はむちゃんです!
作業療法士として働く中で、「きつい」「つらい」と感じたことはありませんか?
作業療法士は「やりがいのある仕事」とよく言われます。
でも実際に働いてみると、綺麗事だけでは続けられない現実もあります。
- 1日の単位数が多い
- カンファレンスや書類業務
- 学会発表の準備
など
毎日時間に追われて、帰宅後は玄関やリビングで寝落ちしてしまうなんて方も多いと思います。
私自身、作業療法士として働く中で「きつい、もう限界」と感じた瞬間が何度もありました。
今回は、元作業療法士の私が実際に感じていた
「作業療法士がつらいと感じる瞬間」を本音でまとめました。
同じように悩んでいる方の「自分だけじゃないんだ」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
作業療法士がきついと感じる瞬間7選

あなたの職場も以下の7選に該当しますか?
業務量が多すぎて毎日時間に追われる

1日に22単位とか書類業務何もできないよ。
そもそもの1日の単位数が多いですよね。(回復期は特に)
私は最高で22単位でした。
優秀な作業療法士さんは華麗にこなすとは思うのですが、
私には22単位なんて、きつくて帰宅後は玄関でうなだれていました。
また、リハビリだけではありませんよね?
- 担当人数分の計画書など書類作成
- 月1回以上あるカンファレンス
- 学会発表の資料作成
- 自主トレーニングメニューの作成
- その他の雑務
22単位+上記の業務を行うなんて、時間がありません!
業務時間内に書類作成を完了させるなんて、私は困難でした。
そうなると、“残業”ということになりますが、
残業代もほぼなく、サービス残業に。
また学会発表の資料作成は自宅に持ち帰って作成していました。
「患者さんのために」頑張りたい気持ちはあるけど、
業務量が多すぎて時間と心に余裕がありませんでした。
担当患者数が多すぎる
ひとりの作業療法士に対しての担当する患者さんが多すぎませんか?
私の場合
- 亜急性期 10人
- 回復期 8人
- 生活期 50人
でした。
常に人手不足ということもありますよね。
その分、ひとりの作業療法士に対しての担当患者さんが多くなるのは必然的な結果ですよね。
私はひとりひとりしっかり患者さんと向き合いたいタイプでした。
なので、担当患者さんが多いと必然的に時間も分散されて、
結果的に全員中途半端になってしまい、しっかり向き合えませんでした。
その結果、私は自己嫌悪になりました。
私の“完璧主義”の性格が合いませんでした。
精神的なプレッシャーが大きい

そもそも医療職って精神的なプレッシャーが大きいよね。
医療職って命を扱っているのもあって、
精神的なプレッシャーが大きいのは当たり前とも言えますが。
回復期に勤めていて思ったのは
「FIM利得」
これによる上司からのプレッシャーもありました。
営業職でいう「ノルマ」みたいなものですよね。
FIM利得を上げろ!ってよく言われていました。
また生活期では、
患者さんやご家族の方から
「なんでリハビリしているのに悪くなるのですか?」
と言われることがありました。
全員がそうではありませんが、
神経難病に対する“障害受容”ってすぐできるものではないと思います。
だから、
「なんでリハビリしているのに悪くなるのですか?」
こういった発言が出てくると思うのですが、
当時は私に時間も心も余裕がなく
真っ先に“自責思考”に走っていました。
患者さんやご家族さんの“障害受容”に向き合うことができず、
「自分のリハビリプランや評価が悪いのかな。」
と自己嫌悪になる日々でした。
作業療法士の方ってみなさん“真面目”で“責任感が強い”方が多いと私は思います。
その分、患者さんやご家族さんから“クレーム”を言われると
その発言内容を真正面から受け取りすぎて
「なんで自分にはできないのか?」
と自責思考になりやすいのかなと思います。
人間関係のストレス
これは職場によって全く異なります。
回復期(A病院)に勤めていた職場では人間関係で理不尽な思いをしましたが、
生活期(B病院)で勤めた職場は人間関係がとても良好でした。
しかし、両方の職場で共通して言えたことは
「他職種との連携の難しさ」
でした。
看護師さんに声をかけたくても多忙な中、足を止めてくれる方はなかなかいません。
タイミングをとることが、本当に難しかったです。
また、ドクターの場合
私の職場(特にB病院)では威圧的な方が多く、
声をかけるのに毎回神経を使い、ドクターと話すだけで疲労していました。
もちろん、話しやすいドクターや優しいドクターもいらっしゃいましたが、
威圧的な印象のドクターも多くいました。
もっと強く立ち向かえたらよかったのですが、
私の性格的にはできませんでした。
体力的にきつい
純粋に“体力仕事”“肉体労働”
ですよね。
1日に全介助の方を何度も移乗したり
トイレ動作練習などの生活動作練習を反復して行ったり
1日ずっと立ちっぱなし、動きっぱなしですよね。
座っている時間なんて、食事のときかカルテ記入時、トイレくらいだったと思います。
昼休憩も実質1時間もとれることなんて全くなかったので、
ほぼずっと動きっぱなしですよね。
体力仕事+頭も使う仕事って今思えばハードワークですよね。
給料が仕事量に見合わないと感じる

国家資格なのに給料が高くない!
そもそも、リハビリの国家資格を習得するのに学費って総額で平均約500万~800万かかります。
一般的な大学や専門学校より高額なケースが多いです。
しかも、国家資格なのに給料は高くないのが現実。
昇給率も他の職種に比べてミジンコ程度で、
50代のベテラン療法士さんでも年収約500万程度。
給料に関して、リハビリ職はここ20年間変わらず推移しています。
つまり物価高のこのご時世に見合っていません。
なぜか?
リハビリ職の給与の源は「診療報酬」や「介護報酬」ですが、
約20年間、この点数がほとんど上がっていません。
約20年間上がっていないということは、今後も? 将来性があるのだろうかと思ってしまいます。
「このままでいいのかな」と将来が不安になる
今後、昇給もあまり見込めないなかで
このまま作業療法士を続けていいのだろうか?
といった思いが徐々に大きくなりました。
作業療法士の仕事は好きだけど
現実では、
- このまま年齢を重ねても続けられる仕事なのか
- 体力的にも精神的にも大丈夫なのか
- このお給料で家族を養っていけるのか
そういった思いがありました。
私は高校生の頃から“作業療法士”の仕事しか考えず、まっすぐ進んできました。
しかし、“適応障害”を患ったことで一度立ち止まり
冷静に将来のことをゆっくり考えるきっかけになりました。
時間も心にも余裕がない状態では自分としっかり向き合う時間なんてありません。
“適応障害”をきっかけに「病院以外での働き方」について初めて考えることができました。
私が作業療法士を辞めたあと考えたこと
一度は学会発表で最優秀賞をいただくまで、
作業療法士という仕事に誇りを感じ燃えていましたが、
“適応障害”をきっかけに「働き方」について考え直すきっかけとなりました。
“作業療法士”以外の仕事なんて今更私にはできない。
そう思っていましたが、たくさん調べて自分自身の中で考えた結果、
意外とそんなことはないと思えるようになりました。
現在では、このブログ運営を通じて“在宅ワーク”という新たな選択肢を考えられるようになりました。
もちろん、また今後“作業療法士”に戻りたいと思える日がきたら戻る予定です。
まとめ
作業療法士はやりがいのある仕事です。
人に心から「ありがとう」と感謝される仕事はなかなか無いと思います。
作業療法士という仕事は、患者さんから感謝されることも多いです。
しかし、現実では「つらい」と感じることが多くあり、
無理をしながら働いている方もいらっしゃると思います。
無理をしすぎて壊れてしまった私が言いたい。
「私みたいにならないで。」と
一度心から壊れてしまったら立て直すのにすごい時間を要します。
どうか、崩れ落ちる前に今一度自分自身と向き合って
自分のことを大切にしてあげてください。
私は“適応障害”をきっかけに働き方を見直すことで少しずつ人生が明るくなりました。
ちなみに、私が適応障害になったきっかけを知りたいよって方はこちらから読めます。
このブログでは、
元作業療法士が在宅ワークで人生を立て直していく過程も発信しています。
ご興味を持っていただければ幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!




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